お知らせ

2022.01.19

オプトアウト

<臨床研究に関するオプトアウトについて>

通常、臨床研究は文書もしくは口頭で十分な説明を行い、患者様からの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」と言います。なお、同意には、主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、文書による明確な同意を基本とします。

臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さんの診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、患者様に対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、「必ずしも対象となる患者様お一人ずつから、臨床研究ごとに直接同意を得る必要はない」とされております。しかし、「研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障する事が必要」とされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。

伊丹中央眼科では,臨床研究を通じた医学の発展への寄与は医療者の使命と考えております.研究には屈折度数や眼軸長など個人情報を含まないデータのみ解析しております.しかし,上記の様な臨床研究のために患者様ご自身のデータが使用される事を望まれない場合やご不明な点がございましたら、お手数ですが院長までお知らせ下さい。